夢見るファンタン

薔薇を育てるきっかけは、園芸店で見た、見事に誘引された
アンジェラに感動したからであったけど、のめりこむ加速がついた
薔薇は、ファンタン・ラトゥールのように思う。
うちでは『夢見るファンタン』と呼んでいるこの薔薇は、おそらくはヨーロッパの高貴な貴族の庭で生まれたに違いなく、東洋の片隅の貧乏人の手狭な庭でたわわに咲くことをどう思っているのだろうかと、ふと考える時がある。

たぶんというか間違いなく、ただ咲いているだけであろうけど、
どんなところでも、夢見るように咲き誇る花のたくましさ、力強さにえも言われぬパワーとエネルギーを感じてしまう。
私のナンバーワンオールドローズ