薔薇の名前

昔、ショーン・コネリーが出てた映画「薔薇の名前
教会を舞台にした、なんか暗い映画だったという印象しか残ってないが、キリスト教の世界では薔薇はなにやら意味あるものらしい。
最期に出てくるラテン語の詩
「Stat rosa pristina nomine, nomina nuda tenemus.」
直訳すると、「原初の薔薇は名前に残り、私たちが手にするのは名前だけ」いろんな解釈があるようですが、バックに聖書の一節の解釈をめぐる神学論争があるそうです。名前が先か、そのもののが先かみたいな、、、。

難しいことはさておいても、名前は大事です。
以前書いた、ファイルヘンブラウもどき、違う!と思って2年。
〈本物のファイルヘンブラウ〉
あちこちネットを捜して比較検討した結果、やっと名前がわかりました。
超激レア品種ブールソール系の薔薇の1つみたいです。ブールソール系の薔薇は50種ほどあったのがここ200年の間に現在数種類残るのみという、消えてゆきつつある系統。その中のAmadisアマーディという薔薇ではないか、いや命名しました。
〈ファイルヘンブラウもどき改めAmadis〉

もっこうにさきがけポツポツ咲き始めています。
葉は明るい黄緑色で、3〜4メートルのとげなしつるばらです。
望んでいた薔薇ではないけど、何かの縁でここにきたのだから、大事に育てたい。激レアだし・・・。(これが結構重要)
うちには、まだ名前が判明していない薔薇はいくつかある・探求の旅はつづく。