演出力

お隣との境の一番奥、オベリスクに絡ませているプロスペリティ
場所のせいか目立たず、気づいたら花が終わったってことも。

春の花

それでも数少ない写真を改めて見直してみると、このバラの良さが伝わってくる。

『地味だけど風景を作れるいいバラだよ』
九州のバラ園をいくつか手がけている生産者のおじさんの薦めで手に入れたのだが、このバラの良さを最大限にひきだすまでいたってない自分の力のなさ・・・。
来年はもうちょっと見栄えがいいように誘引を工夫してみよう。さてアーチにしますか、ポールにしますか。う〜ん、演出力が問われますな。

ちなみにこのおじさんはちょっとおとぼけたおもしろい方で、薔薇の鉢を指さして、『これな〜んだ』と薔薇の名前あてクイズを仕掛けてくる。なかには自分でもわからなくなったものもあり、
『俺もそう思うんだよね〜』『う〜ん、やっぱそうか?』
おいおい・・・
『最近人気のある薔薇はなんね?』
その当時キャリエールが欲しかったのでそういうと、だーっと奥に走っていて、
『これ違う?真夏に水をやり忘れてこれだけ残ったんだ』
花咲いてないし葉っぱだけでわかんないってば、、、という私の沈黙にも聞く耳持たず、
『用水路にだっと鉢ごとつけて助かったんだよ〜いや〜良かった良かった』勝手に話し続けるおやじ。
そしてよく行く園芸店でキャリエール注文して来た苗は、ああどこかで見たような・・・いや間違いなくあのおやじのあんときの苗。そして咲いた花は・・・グロワール・ドゥ・ディジョン
悪いのは私?でも憎めないオヤジなのでした。