植物の力

春本番がなかなか感じられないのはなぜだろう・・・、すっきり気温があがらないのもあるが、黄砂もきたし、つばめもきたし・・あっ、そういえばまだうぐいすの初鳴きを聞いてなかった。やっぱりうぐいすの声を聞かないと、春本番って感じがしない。



庭は、黄もっこうに続いて、ロサ・キネンシス・メイジャーが開花し、他の薔薇にも蕾がいっぱいついてきた。



甘い匂いで庭が満たされる薔薇の季節までもう少しだ。それまでみずみずしい若葉の季節と思って、芽吹いてすぐの柔らかな葉の感触を楽しもうと思っている。
黄モッコウも2分咲くらい、ゆっくり、ゆっくり咲き進んでいる。満開にはまだまだ・・・(現状報告です)




モッコウバラは花も可愛いが、葉っぱも可愛い薔薇。物置の屋根を覆い尽くす勢いで、ぐんぐん枝を伸ばす。勢いを得た植物の力はすごい。


こぼれ種で、コンクリートのわずかな隙間からでてきたエリゲロン。こんなにいっぱい花を咲かせるまでになった。種の力というのも相当なものだ。




宮崎駿風の谷のナウシカで、腐海の森が果たす役割について描かれている場面がある。あの映画から何年かたって、道路脇に植えられているツツジ類が、排気ガスの毒を取り込み、根から無毒のものに変えて排出するということが立証された研究成果が発表された。
放射性物質を取り込んで、無害なものにして排出する植物があるといいと思うのだが・・・。(ひまわりがそうでないかと言われているらしい。)


植物は、いじらしい。