星野村リベンジ

休みが終わっちまうのは早い。あっという間だ。休みの後の寂しさは〜♫


星野村リベンジは、高良大社から。



久留米の街、筑後平野が一望のもと。筑後川にかかる高速の橋が見える。・・・・うちはちっこすぎて見えないなあ。



ここから耳納連山の上にスカイラインが走っており(といっても細い山道)、合瀬耳納峠まで山道を走って南に下れば、星野村玉露生産高日本一、お茶の里だ。



山間に段々畑、お茶畑がへばりつくように栽培されている小さな村。『日本で最も美しい村』連合に加盟する村の一つだ。星野村の名前通り、天文台を要した宿泊施設がある。村内を流れる川は透き通っていて、福岡県内でも一番の透明度を誇る。


村の霊池と呼ばれる麻生池。


絶滅危惧種のオグラコウホネ。綺麗な水のところにしか生息できない。



この池に寄ったのは、このコウホネと麻生神社を見たかったから。
起源ははっきりとしないが、この池は古くから村の霊池として大切にされ、晴雨祈願、風止めの祭りが行われてきたところだからだ。



風流・はんや舞(意味不肖)が奉納される舞台が神社の境内にある。



神社には昔から村人が集まるための施設があった。演舞台だったり土俵だったり。徳島あたりでは、数少ない娯楽として人形浄瑠璃が舞台で演じられていた。こういう住民から大切にされている神社はいい。


もうひとつ気になる神社、室山熊野神社。333段の階段の上にある。うっそうとした高い杉の木に囲まれているとは言え、階段登りは暑い。ので車で100段ばかりショートカット。いやちょっと運動不足だから・・・ずっこしちゃった。

苔むした石段。緑が青々として美しく、空気がうまい。




登ること200数段。お目当ての神社はまるで沖縄のうたきのように巨岩に囲まれていて静か。ひぐらしの鳴く音ばかり、静謐な神社だった。



祭神は、イザナギノミコト、ハヤタマオノミコト、スサノオ。空気はもちろんのこと、湧き水がほのかに甘くて美味しかった!


帰り、お茶の製造元に寄り、水出し玉露とグリーンティ(かき氷ででてきた)をごちそうになり、あまりの美味しさにお土産に買って、合瀬耳納峠を吉井町のほうへ下る。産地のものはなにをさておいてもやっぱり美味しいのだー。

階段登りでじゅっくり汗をかいたが、峠をくだったところの調音の滝でしばし涼み(滝の正面はしばらくいるとさぶいぼができるくらい涼しい)、汗をひかせて家路についた。やっぱり夏は、高所の神社、川だ、滝だぜー。