怯える猫

サスケを迎えて以来、2階はもんちーとサスケ、それにときどき白ブーおじさんがご飯食べに来るだけになってしまった。

こげは毎年暑い夏の間は、1階の台所に避暑に出かけ、冷たいテーブルの上で寝る。
Qちゃんは相変わらず気儘な外猫暮らし。
黒猫やまとは、猫山にたびたび修行に出かけ、3,4日に1回ほどしか帰ってこない。
問題はごまちん。サスケがきてからプチ家出中・・・ったくこのにゃんは・・・。

無理矢理抱いて2階に連れ込み、閉じ込めてサスケに慣らそうと試みてるのだが、怯えて逃げ回ってどうにもならない・・・。


『なんですか?あれ』


『しゃあ〜〜近づくんじゃないわよ!!!』



逃げてるときにあちこちぶつかり、その音に恐怖してさらにパニくる始末。




『わたし、ここにいたくないざます。』




『あ〜〜け〜〜て〜〜!!!』



ごまちん、うちのにゃんずのなかで一番図体が大きく(デブともいう)、肉もしっかり詰まっているのに、ハートはごまつぶのように小さいのであった。

4,5回トライして、なんとか挨拶までは許すようになったけど、仲良しの道は遠し。