ディープ温泉郷長湯
大分県直入町を抜けて、長湯温泉へ。田には水が引き入れられ、畦の雑草も綺麗に刈り取られていて、田植えの準備が始まっていた。
あぜ道においてある古い仏塔。鎌倉時代からのものらしい。大分県にはこういう石でできた仏塔があちらこちらにある。
背景の山は九重連山。山裾の林道は、新緑が美しいが、山の上はまだはげ山だ。これから徐々に新緑前線が標高をかけあがっていく。
付近の林に白い棒状の花を咲かせている木がちらほらあり、なんだろう、綺麗だね〜。
帰って調べると、上溝桜という桜の仲間らしく、桜にこんな種類があったんだーとびっくり。もうちょっと近くで撮影できたら良かった。
さて八十八湯、長湯温泉郷の湯旅館のお風呂。長湯は炭酸泉で有名だが、ここは長湯でも析出物の多いお風呂なのだそう。
湯ノ花が膜をはっていて、黄色い土状のものが大量に混ざっている。炭酸の成分も濃くて、少しぬるめだがぽかぽかあったまる。
お風呂の外の流し場には析出物が長年にわたってこんなに堆積していて、その成分の濃さがうかがい知れる。炭酸泉は近年、体にいいということで(血管に浸透して血の巡りがよくなるという)どこにいっても人気だ。この旅館に渡るには、小さな橋を渡らねばならないのだが、その橋の名は忘杖橋。なるほど〜。
旅館の敷地内で見つけたタノカンサアと
一本だたら????なんでこんなところに。温泉をくみ上げるポンプの上に鎮座していた。
高速ではもうあちらこちら渋滞が始まっている。さあGWが始まった。