行きはよいよい

今日から気象庁の特別警報の運用が始まる。数10年に一度の『大雨、暴風、高潮、波浪、大雪、暴風雪』などの6つの現象について、命に関わる非常事態が迫っていることを知らせるものに変わるそうだ。

いま北部九州に台風15号が迫っている。台風自体はたいしたことないのだが、秋雨前線と合体して大雨を降らせるという予報。特別警報第一号になるんじゃないかと危惧されている。

このあいだ山口から島根で大きな災害があったばかり。。。福岡も去年の大雨の傷が完全に癒えてない。どうかお手柔らかにと願うばかりだ。


今日は夕方から長崎での仕事。午後二時には福岡市で一時間70ミリの局地的な大雨。びくびくしながら高速に乗ったが、長崎はまだそんなに降ってない。



でも雲の動きが速い。どうか夜家に着くまで持ってねと念じていたのだが・・・・・9時に得意先をで、いつもなら一時間ちょっとで着く家路。大雨のため、高速が途中通行止め・・・・下道とおって倍以上の時間でやっと家にたどりついた。



さて心配なのはぴょんだ。春先からずいぶん認知症が進んだ。
昼夜逆転、昼はグースカ寝て夜に歩き回る。同じ処をぐるぐる回ったり、狭いところに頭を突っ込んで動けなくなってなきさけんだり、なにより名前を呼んでも反応せず、自分が誰なのか相手が誰なのか、よくわかってないように見える(ごはんはよく食べるのよ)。表情も乏しくなった。でも花の水やりをするときは、とぼとぼついて回る。
雨が降っても小屋や軒下に入らず、びしょ濡れでうずくまる。このあいだは留守中に入ってきた電話帳交換の人が門をちゃんと閉めず、そこから抜け出して近所の溝に落ち、レスキュー隊が出動する羽目になった・・・・ああ、困ったちゃん・・なのである。


年を取って散歩にも行きたがらないので、庭の中で自由にさせていたが、上記のような現象がひどくなり、小屋を中心に庭を区切って、どこかに頭つっこんだりはさまったりしないようにして、できるだけ心安らかに過ごせるよう工夫しているけれど・・・・・・。雨が降るとちゃんと小屋に入れるかどうかが心配なのだ。


ほうほうのていで帰ってきたら、やっぱり外に出てうずくまっていた。そんなに濡れてなかったので、雨が小降りになって外に出て、そのまま小屋に戻れなかったのだろう。タオルできれいに拭いてやったら、やっと安心しておとなしくなった。


大雨大丈夫か・・・雨さえ降らなければ外で自由にさせていられるが、長時間留守となると、玄関の中に閉じ込めておく訳にもいかないし、かといってちゃんと小屋にはいれるかどうかわからないし、頭の痛いところ。とにかく私が家にいるときに雨降ってねと祈るしかない・・・。