梅は咲いたか

巷では梅の花が満開、我が家の梅もほころんできた。



『梅は咲いたか 桜はまだかいな』
この端唄には続きがあって

『柳なよなよ 風しだい 山吹や浮気で色ばっかり しょんがいな』

春を待ち望む唄とずっと思っていたら
おっとどっこい、一人一人花の名前に女性(吉原の女の人)をあてはめた、吉原の艶っぽい大人の唄なのだそう・・・
梅姉さん女盛りを迎えたわ、桜姉さんまだみたい、柳姉さんあっちにふらふらこっちにふらふら、山吹姉さん浮気性で色事ばかり てなところでしょうか・・・。

ストレートな艶唄・・・でもやっぱり梅の花を見ると春をこう唄としてこの唄を口ずさみたくなる。

さしずめうちだったら、
『梅は咲いたか 桜はまだかいな クリロー(クリスマスローズ)木陰でうつむいて 薔薇はやる気で芽をのばす 待ち遠しや』
なんちゃって・・・!