花よりだんごか・・・

いち早く開花した桜だったが、気温が低い日が続いたおかげでまだもってくれた〜ということで、福岡市の海岸ちかくにある名島神社へ花見にGO!

名島神社は小さな神社だが神功皇后ゆかりの伝説が残る古い神社で、また相方が5歳まで生まれ育った所だ。今は福岡市の港湾地区として再開発が進み、昔の面影はほとんど残ってないが砂浜でアサリ採りをした記憶だけが残っているんだとか・・・。





午前中福岡市で用事を済ませ、ストアーで巻きずしやおかずetcを買って桜の花の下でささやかな花見。人もほとんどおらずキラキラ光る春の海を見ながら、残り桜をたっぷり鑑賞。


今年老朽化のため立て替えが予定されてるので最後の姿、しめ縄の張り方がルーズで(きりきりしてなくて)ほんわかした社殿。




おなかも膨れてほや〜としてたら、『行こ、行こ』・・・はっどこへ?

『このすぐ近くに名島亭というラーメン屋がある』・・・ええっ〜今食べたばっかりなのに?

聞けば福岡のラーメンランキングで常に上位にランキングされる名店なのだそう。行ってみれば3時近くだというのに6人ほど行列。狭い店内はいっぱい。人の良さそうな小柄の大将がにこにこきびきび作っていて、メニューはラーメン、チャーシューメン、ぎょうざ、おでん、ビールしかない。


スープはあっさりとしたしょうゆ豚骨、素麺みたいな細麺(カタメンをたのんだ)、自家製の辛子高菜、めんま、普通の高菜、タクアンはセルフで取り放題。絶品でした!!!これで480円。これは愛される店でしょう!
相方に言わせるとラーメンはワンコイン500円以内でないと、ラーメンとは言わないのだそう。

私たちの隣りに座っていた若者二人、どちらもラーメン道を追求する御仁と見た。
ラーメン道の人間は一人で食べに来る。麺はカタメンかニカタを注文する。レンゲを使わない。背筋を伸ばしてまずスープを味わう。そしてメンマを入れて麺をすすり、辛子高菜を入れてまた麺をすすり、そして麺がなくなったら、替え玉をたのむ(100円)、またメンマ・辛子高菜をいれて麺をすすり、最後にまた背筋を伸ばして、スープを最後の一滴まで飲みきる。そして両手を合わせて合掌。


いや〜ラーメンは別腹ですなあ、花見に行ったんだか、ラーメン食べに行ったんだか・・・