ちょっと怖い話

この前の土日、娘がある滝の近くのキャンプ場で友達とキャンプ。真夜中、テント越しに足をぐ〜と圧迫されるような感じがして、とても怖い思いをしたという・・・。で横の友達はぐ〜すか〜。ところがその友達も夜中胸を圧迫されるような怖い感じがしたと言い、時間差でそれぞれ怖い思いをしたんだそうだ。
たまたま大学生の集団が同じキャンプ場にいて遅くまで騒いでいたので、そいつらが何かいたずらしたんだろう(そっちの方が怖い話じゃん)と無理矢理思うことにして帰ってきたが、何とも言えない不気味さだったという。

場所を聞いた瞬間、あ〜あ私だったら絶対夜は行かないなという場所だった。
キャンプは数限りなくやってきたが、滝の近く、河原、中州ではテントは絶対張らない。川の近くというのはいつ水量が増すか予測できないので、避けるのが鉄則なのもあるが、川に限らず、なんていうかここは嫌だなと思う場所が今までいくつかあり、野営する場合、その土地の雰囲気にはこだわる。


ひるがえってよく神社巡りをするが、古くから地域の人たちに大事にされている神社というのは、大きさにかかわらず、いて気持ちがよい。すみずみまで気持ちが良い。

宮地嶽神社


蘇我馬子と同時代くらいの大きな石を使った古墳が神社内にあり、裏の広場でロックコンサートがあってたのはびっくり。賑やかな芸事が好きな神様らしい。


鞍手の八剣神社。


古事記ヤマトタケルにまつわる重要な神社。ここの石碑に刻まれた『修理固成』(つくりかためなる、意味:いろいろと試行錯誤、工夫して物事を進めていくこと、古来から日本人が大切にしてきた精神)と書かれていてえらく感動。おかげででっかいヤブ蚊の格好の餌食になってしまったが。


奈良:石上神宮


三輪大社もすばらしかったが、こちらは無垢な清浄感が感じられて良かった、鶏がのんびりゆうゆうと暮らしていた。


そして神社の中の神社、出雲大社


巫女さん達しか入れない敷地の中の荘厳な雰囲気と神社裏手の清らかな山の緑、空気が素晴らしかった。清地(すがち)とはここのことか〜。


旅行に行くと、各県に一宮(その地域を代表するような)神社があり、いにしえの時を経て信仰の中心で、人々の希望とまっとうな願いの集積がそこに凝縮されているような気がして、きがけて時間をとって寄るようにしている。やはり心洗われるような気がするからだ。

逆に頭が重くなったり、なんだか収まりが悪く、背中を押されるようにとにかくここから離れたいという場所もいくつかあって、たいがいそういう場所は後から調べると、良くない場所というか、なにか事件が過去あったところだったり、昔は祀られていたけど今はうち捨てられているとか、人の血を吸い、そしてそれが浄化されてないような場所のような気がする。

別に信心深いわけでも霊感があるわけでもないのだが、感覚的に、あっここ嫌だとか、いたくない、いづらいとかがあるわけで、その土地が持つ雰囲気とでもいえばいいのだろうか?そんなのがあると勝手に思っている。
最近パワースポットがはやりだが、私のパワースポットは、植物が生い茂りにゃんずがぐで〜とくつろぐマイホームかもしれない。