ブロッコリーの森

九州の山々は、たとえるならブロコッリーみたいに盛り上がっていて、さらに緑が濃い。
長崎に向かう高速道路パーキングから



生まれたときから九州で、それが当たり前で気づかなかったのだが、関門海峡を渡ると植相ががらっと変わる。中国地方の森は密度がなんとなく薄くて樹も大きくないような・・・。関ヶ原を越えるとうどんのだしが真っ黒になるが、樹の様子もまた変わる。東北に行ったときは冬だったのだが、はげ山ばかりでちょっとびっくりした。

夏になるとますます緑が濃くなって、海岸沿いの林なんぞは、おまえをとってくうぞ〜みたいな凶暴ささえ感じるくらい、夏の熱い直射日光を吸って緑が暴走する。九州の夏は暑くて、凶暴で、影が濃い。


もやのかかった大村湾。むっとした水蒸気を含んで陽が沈んでいく。


若いときは蒸し暑さが苦手で、夏になるというと体重を落とし、やっとこさっとこ夏をやりすごしていたが、最近暑いのに、不快指数100%なのに、体重が暴走気味・・・えええっ〜なんでだろ???