大阪夏の陣その2

大阪の天神橋商店街を選んだのは、実はここへ行ってみたかったからだった。
大阪天満宮


もちろん福岡太宰府に左遷された菅原道真公を祀った神社。道真の死後50年後に創建されたという。
菅原道真は西日本では人気があるようで、いろんな所に祀られている。その理由について一言あるのだがここでは長くなるので書かない。ただ学問の神様だからと言うわけではないと思っている。自分たちの出自に関係のない神をわざわざ勧請して祀ったりはしないからだ。
大阪城上町台地という所にあり、古代から重要な土地で、大阪城も、信長が手こずった石山本願寺も、そして難波宮もここに築かれた。もちろん現在の府庁もここに建てられている。他にも重要な神社がひしめいているのだが、なにしろこの暑さ、昼間に歩いてたら熱中症で死んじまうと言うわけで、ここだけに絞ったわけだ。

天神橋商店街のはじっこのお店でお昼を食べたのだが、なぜか店の前にぼてふり。


・・・棒天売、棒手振とも書き、引き出しみたいな箱に商品を入れて天秤棒の両端につるして、売り歩いたもので、めずらしい〜と寄っていったら、パスタのメニュー書きがあり入ってみたのだが・・・・とても不思議なお店だった。
4畳くらいの狭い店内、アイスもまんじゅうも売ってある。そして、ここのマスターは、昔ミニコミ誌の編集者。


で、「神々の上町台地」という記事に吸い寄せられ、福岡まで送ってもらった。
天満人5号はただでもらった。(やっぱ1500円は高いだろう、続かなかった理由はそこか。)


大阪歴史博物館の副館長さんが書いておられてこれがなかなか面白い。日本史それも古代史にもっと正しい光が当てられるといいな・・・。戦前にかなり歪められてるし、(何より万世一系なんてもう誰も信じてないってば)、藤原君の陰謀のせいで消えた史実がたくさんあると思っているのは私だけではないと思うんだけどな。