にゃんこの賢さ

家出していたごまちんが、10日ぶりに埃だらけでご帰還。おなかがすいてたんだろう、カツカツごはんを食べああ一安心。もう、いっぱいいっぱい心配したんだから!



家の回りでニャゴニャゴ鳴くので、抱いて家に入れると、ご飯を食べたらぴゃっと逃げる。もんちーに慣らそうと部屋に閉じこめると低くうなり、(にゃん相わるっ!)とばっちりを受けた黒猫やまとは死んだふり。きょわいね〜〜〜。





猫の賢さというのはどういうことなんだろうと考える。

野良猫だったら、身体が強健、獲物をすばやく捕まえる、そのための情報収集力が秀でてる、敵と味方を瞬時に見分ける、おいそれと人間に近づかない、自然の変化に敏感で、それをやり過ごすための知恵をいくつか持っている・・・などが生き延びるために必要な賢さだと思う。こういう視点で考えると、さすらいの猫ぽっぽなんぞはとても賢い、野生の賢さ満点と言うべき。


けれど人間と共生していきる家猫の場合の賢さとは、ちょっと違うような気もする。
そう、私らは、ぽっぽは史上最強のあんぽんたん猫だと思っている。三毛猫はあんぽんたんだー!3ヶ月に1回しか帰ってこないなんて、心配じゃないかー!!!長生きできないぞ、ぽっぽ!!!


ごまちんが10日も帰ってこなかったのも、3ヶ月ぶりに姿を現したぽっぽに、たぶんついていって、ついていくうちに自分の居場所がわからなくなり、家に戻ってくるのに相当時間がかかったからだろうと想像している。間違いない!どう考えても小心者でとろいごまちんは、ぽっぽのように生きていけない。だから必死こいて帰ってきたんだろう。


家猫の賢さとは、家の周り・・自分の生活範囲がわかっていて、できるだけそこから逸脱しないこと、そしてちゃんとご飯を食べに帰ってくること、家の人間構成、にゃん構成の変化に耐え、どの猫ともうまくやれる柔軟性をもっていること、たまには人間の気まぐれにもつきあう円満なにゃん格であることなどが望まれると思うのだがどうだろう・・・・。


そう考えて、あんぽんたん順に並べてみると、

あんぽん1番『さすらいの猫ぽっぽ』→→→あんぽん2番『ヤンキー猫Q』→→3番『小心者ごま』→→4番『ぷっつんこげ』→→賢さ1番『にゃん格者やまと』の順になる。(3と4は甲乙つけがたし)・・・・
やまとはほんとに穏やかで(怒っているのを見たことない)、よそのにゃんとも一緒にたたずみ、しかも獲物取りも上手い。ダントツの賢いにゃんだと思う、今の所。

もんちーはまだ子猫で未知数だが、『頭よさそう』とは娘の弁。はてさて、もんちーはどこにランクインされるか?


馬鹿な猫ほど可愛いとはいうが、家猫知能指数はあげねばいかん〜。もんちー賢くなれよ〜。