さぶっ。

気温が急降下。いきなり真冬の週末。

でかけるときは7度。標高が上がるにつれて気温がぐんぐん下がっていく。久住泉水で0度。お山は雪帽子だ。



お義姉さんは今埼玉と福岡を一ヶ月交替で行き来している。来年3月にご主人が定年を迎え、福岡に帰ってくる準備のため。久しぶりに温泉はいりたいということで久住湧蓋山の麓、筋湯温泉に向かう。筋湯のうたせ湯は、大好きな温泉だ。人気の温泉場で、夏は行列ができるが、シーズンをちょっとずらしていくと、ゆっくりと満喫できる。



湯量がものすごく3メートルくらいの高さから20本ほどお湯がどぼどぼと湧き落ちる。あまりの湯気で周りが見えないくらいだ。お風呂の周りはがっしりとした木組み。底はつるりとした石を張っている。はいったときはお義姉さんと二人だけだったので、泳いだり、打たせ湯を何本も独占して、肩や背中、ついでにぽよぽよおなかにもお湯をあてる。


『気持ちいいね〜、やっぱり温泉サイコー!』いやあ喜んでいただけて嬉しい。私のベスト3にはいる温泉ですぅ。



温泉の真ん前のお土産やさん。ゆずマヨポテトとか(うっ!どんな味なんだろ?)七色ラムネとか、鳥の籠かと思ったらランプシェードだったり。


お土産屋さんの奥さんに聞くと、牧ノ戸峠はチェーン車しか通さないとのこと。
ぽっかぽっかにあったまったが、車のところまで戻るまでに、あまりの風の冷たさにぶるるっ。
この後南久住を通って長湯温泉に向かうつもりだったが、八丁原を通って黒川温泉にくだる安全策をとることにした。



丁原地熱発電所。湯気がもうもう。気温はさらにさがってマイナス2度。やっぱり山は冷える。


小さな雪が舞いだしたので、あわてて瀬の本まで下る。道が氷ると危ないもんね。



瀬の本であったかい蕎麦をすすって暖をとったが、ここにも粉雪が舞いだした。




さぶいよ〜、さあ次の温泉へと先を急いだのだが・・・満願寺温泉。ある意味最強の温泉場だった・・・。(つづく)