バンパイア

会社の決算&おっさんの尻ぬぐい&もろもろで、なかなかPCにむかえない・・・。


このおっさん、市との協働企画(200万の助成金がでる)をもってきたのはいいが、趣旨とずれまくっているし、何をやりたいのか説明ができない、説得できない。要は人の意図するところを読み取る力がなくコミュニケーションが成り立たない・・・。
人の話を途中でさえぎるわ、質問してもずれた話をえんえんするわ・・要するに聞かない俺様男。ひとの時間を奪うことに無頓着で、結局何を話をしているのかさっぱり。えんえんと自分本位の話をすればするほど、周りの人から嫌われるということに気づかない残念な男。



あろうことかこの間は、「だまれ!」「俺の言うことを聞け!」「俺がやってやるといってるだろう!」公衆の面前で大声で手をぶるぶる振るわせながらキレた。
いっや〜危ないおっさん。
趣意書にはやたら難しいカタカナ専門語をちりばめているが、中身はすってんてんの空っぽ。恥ずかしくて外に出せないシロモノなんだけど、だだっ子のようにやるといって聞かない。穏便にぽしゃる方向にもっていこうとしているが、あ〜あ早く片がついてほしい。


こういう人ってエナジーバンパイアというそうだ。脳みそがフル稼働しても追い付かず、眠くて眠くてたまらない日と、頭の芯がしびれて眠れない日とが交互にやってきて、このへんなおっさんに大事なエナジーを吸われているのではと、いっや〜ん!!!。



ところでこのあいだ行った姫島には、その名の由来の比売語曽神社がある。



垂仁天皇の時代、加羅の王子都怒我阿羅斯等(ツヌガアラヒト)は、白石から生まれた姫を追って日本にきたという。豊前の国国東に、そして摂津に姫は逃れた。もちろん石から姫が生まれるわけはなく、何かのたとえ話を神話化したものと思われるが、こういうのをあれこれと推理するのが、古代史の愉しみなのかもしれない。



拍子水鉱泉。源泉は無色透明だが、流れ出た水は黄色く濁っているので鉄分を多く含んでいるみたいだ。




すぐ近くにこの鉱泉を加温した温泉がある。海が目の前に見えて、思わず腰に手をあてて「おお、絶景だ〜」



島のおばちゃんたちの憩いの場で、手づくりの芋羊羹のおすそわけに預かり、「またおいで〜」・・やっぱこういう共同浴場いいわあ。



この島の西北部観音崎には黒曜石の露天がある。露岩の状態で採れる黒曜石はめずらしく、それも乳白色もしくは灰色の黒曜石だ。じつに縄文時代から弥生時代にかけて長い間、ここは黒曜石の一大産地であった。あちこちに流通していたらしい。



韓のくにあるいは大陸から多くの渡来人がやってきたが、火山列島倭国はこういう鉱石の宝庫だったようで、鉱石がでるところに渡来人の伝説が残る。ノミを持っていくべきだったと激しく後悔。



バンパイアよけのお守りにしたかったなあ。この石が目にはいらぬか!!なんちって。