別府共同湯巡り

人タラシ温泉別府には、町湯というか共同湯があちらこちらに散在する。相方と二人、共同湯巡り、幾つ回れるか!で別府鉄輪へ。
以前は一日2湯が限界だと思っていたが、最近では3,4湯は平気・・・・だんだん温泉馬鹿になりつつある。
行き当たりばったりの共同湯探検。7湯探して3湯にはいることができた。



泥湯で有名な明礬温泉、最近はこじゃれた旅館が建ち並ぶが、ちょっと奥に入るとこういう無料の共同湯がある。



入り口の真ん中にお地蔵さんが祀ってあり、ここに気持ちばかりのお金を入れていざ!!
先客がいて大分市から毎週来ているというおばちゃんグループと一緒になる。



四角い湯船に、石の洗い場。石はほんわか温かく、ここに座っているだけで気持ちが緩む。



「小さなキズなんてここに入るとすぐ治っちゃう。」
「あたしゃ89になるけど、100までここに通おうとおもってるんよ。」
良い湯に入ると、皆明るく饒舌になるなあ。


ここの上に、奥湯布院塚原温泉と同じ泉質の強酸性湯があったが、これは次回の楽しみにとっとくことに。
別府と言えば、温泉猫。



ひとなつっこそう、シッポつかみに挑戦したが、もうちょっとのところで逃げられた。
「あにすんのよ!」警戒心バリバリになっちまった。ごめんよ〜。


2湯め別府八湯、堀田温泉。ここは旧建物がなくなって、新しい施設に変わってしまって塩素湯に変貌していた(泣)。
木でできた源泉施設だけが以前のまま残っている。



湯けむりがいいわあ。


今でも湯ノ花を採取してるという。
堀田温泉館の前に地図があり、夢幻の里という露天湯があるのを発見。塩素湯を流すべく、ナビを頼りに山道をうろうろするが、行きつ戻りつしても行き着かず。露天湯は夢幻と終わり、気を取り直して最近八十八湯に認定された、高崎山の裏にあるお猿の湯に向かう。


大分市方面から回り込むならということで、別大マラソンで有名な国道10号線にはいり、王子温泉へ。




大分市の町の中にあるいわゆる温泉銭湯。創業1913年と言うから来年でちょうど百年。大分市でもいっとう古い歴史をもつ共同湯だ。



加温・加水・循環・塩素なし、源泉掛け流しの重曹モール泉。期待に胸躍らせていったが、本日定休日の札が!!何故!!!土曜は休みなんかい!!!
へなへなだ・・・・。

相方の「次、次!」のかけ声で気を取り直して、お猿の湯をめざす。ナビは大分ICに乗れと指示するが、そんなはずはないと抗議するも、ナビ教信者の相方は聞く耳持たず。
案の定、大分〜別府間のど真ん中で、「通り過ぎました。」
馬鹿ナビだ。高速のど真ん中で降りれるわけないじゃん。さんざんナビに罵詈雑言を浴びせ倒して、お口直し、いやお湯直しに、別府鉄輪の上人の湯へ。



真向かいの喫茶店で200円払って木札を貰い、お湯の入り口にかけて入ることができる。地元民優先のお風呂にお邪魔して入らせて頂くという感じ。
お湯は少々熱めだったが、湯に浸かると馴れてきて、極上気分。いっやあ鉄輪最高!!



熱湯をさます器械・・・枝をしたたり落ちる間に熱を適温にするのだそうだ。



人タラシ温泉別府鉄輪の実力!お湯は上場だったが、別府冷麺には食いっぱぐれたので、次回に期待だ!!!