湯浦温泉

日奈久温泉を南に下り、芦北町湯浦温泉へ。野坂の浦に注ぐ湯浦川沿いに温泉がぼちぼち。
川の北側に薩摩街道がとおり、川の南側に大動脈国道3号線が走る。



開湯1300年、古くからある温泉場で、参勤交代のおり薩摩藩の武士達も利用したという。古い露天風呂跡が残る。



岸には川に降りる階段が、3軒に1つくらいあって、昔は降りて洗濯とかしてたのだろうか?



川沿いの平地は狭く、急な山がせまる。



斜面にはみかん畑。



そうそうここはみかんの一大生産地。温州みかんの原木は確か、ここから海1つへだてた長島にあったと記憶する。晩白柚(ばんぺいゆ)も八代だけに産するじゃなかったかな。

八十八湯亀井荘と石ノ湯の2湯で、凝り固まった顔をもみほぐし、炭酸泉でぽかぽかにあったまったあと道の駅へ。
それこそいろんな種類の柑橘類が試食品とともに売っている。あれこれ試食して、迷って迷って小ぶりの普通のみかんがいっぱい詰まっている袋を買った。



あったり〜!冬はやっぱりみかん!すぐ剥けてジューシーで甘いみかん!



矢部橋の向こうに沈む夕日。



なんだかこの日は印象深い光の景色に行き会うことができたな。こんな日もあっていいな。