後田の棚田

5月、水を張った棚田といか漁の漁り火の写真で有名なスポットだ。



向こうに見えるのは向津具(むかつく)半島。山の向こうに楊貴妃の里があるが、相方から却下された(ちっ!)。古来、半島や大陸からの渡来人の行き来が盛んだったところで、珍しい地名が満載でわくわくする。




田はきれいに耕されて、土手の雑草も綺麗に刈り取られ、水を張ったため池があちこちに散在していた。小雨に供えた先代の知恵だ。近くに雨乞岳というのも
あるから、雨が少ない土地だったのだろう。


ため池百選に選ばれているため池。池の湖畔の石州瓦のおうちからは帰省してきた子供達の歓声が響いていた。



黄波戸温泉交流センターから見た深川湾に浮かぶ仙崎の町。



まるで砂州に浮かぶ町のよう。金子みすゞが生まれ育った町だ。


さて、昨日4日は誕生日だった。正月の誕生日ってとっても損とずっと思ってきた。正月料理の残り物でスルーされて、ないようなものだったからなあ。このごろは、この日は休みと決めて、一人ぶらぶら出かけることに決めている。が、今年は休みが続くので初仕事。代わりに今日、ぶらっと筑後川の上流をさかのぼってぶ〜らぶら。花の苗を買って帰ってきた。結局一人で気の済むまでうろうろし、たっぷりと時間をとって買い物をするのが、何よりの自分のプレゼントかな。

年を1つとって、はい、めでたい!!!