仙崎浪漫

深川湾と仙崎湾にまるで砂州のように浮かぶ仙崎の町は、昭和の匂いが色濃く残る漁師町だった。
みすゞ史料館は、生家の文具屋を再現した家屋だった。




昭和モダンの女の人・・・・若い頃の母がこんな髪型して写っていた写真があったなあ。



短く、駆け抜けた一生が、この空間に凝縮している。

  


史料館よりも、町をうろうろしたくて、急ぎ足で町に飛び出る。至る所に、みすゞの詩が掲載されていて、なんか嬉しい。



こんな正月飾り、初めて見たと思ってうろうろすると、



こんなモビールが軒先にぶらさがっている。



売ってるお店発見!



魚をモチーフにしたものが多いようだ。みすゞの詩にあるように、漁業で生計をたてている仙崎の町は、また魚を供養する心も強いようだ。
かまぼこ店の赤い煙突。



露地をのぞくと、こんな家並みが続く。



消えかかった字を読むと仙崎湯と書いてあった。公共浴場のあと。



古い昭和とモダンな昭和が同居している、不思議な街。



独りここにとどまって、捕鯨の町で有名な青海島の通町にも行くつもりだったが、みぞれ混じりの強風が吹き荒れ、結局別行動はあきらめ、蒲鉾を買い、一緒に萩へ。ここはもう一度こなければ!



年末から失せものが続いている。おきにのマフラー、大事なノート、まだ袋からだしてもいないタートルネック、いくら探してもなく気配もない。大掃除でどっかうっぱらかしてしまったようだ。ということで、ちょっと落ち込んでいるこの頃。だーっ!