温泉はどこもいっぱいだった
山口県湯本温泉、公衆浴場恩湯
坂を登って、同じく公衆浴場、礼湯。
どちらも人が多くて多くて。
坂の両側には古い木造の旅館。
コンクリのもう廃屋となった旅館。非常階段、非常に怖い・・・。私なんかが乗ったら、うえからばきばきと壊れそう。
そして泊まった、俵山温泉。木造旅館が軒を連ねていて、昭和の温泉街という風情。
旅館のお風呂はみな内湯で、温泉街の真ん中にある、町の湯と白猿の湯という共同浴場にみな入りに行く。
到着した日にすぐ入りにいったのだが、正月とあって、こちらもほとんど芋の子洗い状態。ゆっくりつかれなかったので、朝6時に起きて入りに行った。
朝靄がうっすらかかり、ときどきみぞれが降ってきて、冷え込む朝。
古い旅館の玄関には、あかあかと電気がついていて、あったかそう。
旅館に相撲の番付よろしく、温泉番付表が貼ってあったのだが、俵山温泉、西の横綱とあった。
「リューマチが治った人もいるんですよ。」と宿の女将が自慢そうにおっしゃっていたが、心の中で、「うんにゃ!横綱は人タラシ温泉、別府でしょう。」とつぶやく。どんだけ人が押し寄せても、収納できる温泉数と種類は、並ぶところないと思う。
九州の温泉がたくさん名を連ねていたが、中国地方で言うと、島根の温泉津温泉(石見銀山の積み出し港だった)と同じく島根の有福温泉が好きだけどなあと、相方とひそひそ。まあ、これも好き好きかな。
たぶん、湯を運ぶ管にとまるアオサギ。
結局、高速通行止めによる大幅な時間ロスで、予定していた大河内温泉、湯免温泉には入れなかった。
はいれたのは、湯本温泉の2湯と俵山温泉の2湯、そして仙崎を一望できる、黄波戸温泉のみ。そしてどっこも人でいっぱい。身体を洗う順番待ちができるほど。正月に温泉にいくもんではないなと思った次第・・・・。
さて、年末暇がなくて伸び放題だった髪の毛を切りに、美容院に行った。パーマもとれてたので「少し強めにかけてください。」が、「強く」だけが伝わり、ものすごい頭になっちまった。
ラーメン小池さんみたいな?・・・・猫毛なので風が吹くと、総毛だってすんごいことに。ああ、パーチクリン頭〜〜〜〜、もう笑うしかない・・・・。