鹿児島極上湯

先週根を詰めてパソコンとにらめっこするような仕事が続いた。てきめん眼精疲労。目と目の間によどんだ血が溜まって、週末には頭ががんがんしてきて、仕事以外はパソコンから意図的に離れた。蒸しタオルで顔面マッサージ、なるべく近くを見つめないでなんとか元に戻ったが、あ〜あ、これも年のせいなのかなあ、復元力がめっきり落ちたような。
もともと視力はずっと2.0だった。いまでも1メートル以上だったら裸眼でなんの不都合はないのだが、いかんせん、近くの字が見えない、本もパソコンも料理もメガネ無しじゃたちゆかない。
どうも今年は、ぴょんがなくなりたまちんが失踪しとたてつづけで、気力が低空飛行気味。5月は決算月で、ボランティアの方も集会で経理報告せにゃならん、おまけに月1の勉強会のレポート発表も控えているが、大丈夫か?!やる気・気力がマックスになってくんない・・・。困ったなあ。


連休に行った鹿児島極上共同湯のことばかりぼうっと浮かんでくる。


がらっぱ温泉、100円。タイル使いが素敵。



ここは放ったらかし、お湯流れっぱなし、外すっぽんぽん、強烈熱湯温泉。初めて水で埋めてはいった。
そして農作業帰りのおじいちゃんに道を教えてもらってようやくたどり着いた、○○さんちの湯。地図にも載ってない、ガイド本にも載ってない、個人の敷地内にある秘密の極上共同浴場



たぶん元は牛小屋が車庫として使われ、中庭がど〜んと広くて、そして湯小屋。



まあ、ここが素晴らしかった。ベストオブ極上湯!目の前に広がる田んぼ。




ここから涼しい風が吹いてきて、開放的な脱衣所は快適この上ない。



お湯は析出物の膜が張っていて、成分が濃い黄褐色の湯。



実は、鹿児島県は、いまなお日本の金生産量のほとんどを産出している。このたんぼの山をたどっていくと現在も稼働中の金山があるという。薩摩藩の財政を立て直し、維新への原動力となった金山があったことは知っていたが、いまなお稼働中の金山があるとは知らなかった。
これからここは金山湯と名付けよう。もう何度でも訪れたいわ・・・・。
「消費税があがったからねえ、、、みんなから値上げしたらといわれているのよ。」
「で、おいくらですか?」
「うん、100円!」
草刈り器を腰に巻いた元気そうなおばちゃんがにっこりして「ゆっくりはいっていき!」
なんかいいなあ、毎日でも入りに行きたい極上湯。
きっと夕方には、農作業を終えた善男善女が洗面器片手に入りに来るんだろうな。


おまけ。でぶまろ兄弟。


ちゃっちゃとせからし事を片付けて、また行こう、極上湯!!!