Oh〜トマト!

初めての野菜栽培きぬさやが大成功だったのに味をしめ、ミニトマトとピーマンの苗を育てている。
ピーマンは大丈夫か〜?ほんとになるのか〜?という状態だが、ミニトマトは大成功!初めての赤い実!


もちろん初物は自分で賞味すると決めていた。う〜ん、昔母方の祖母が畑で作っていたお日様の匂いのするトマトと同じだ、美味しい〜!
もぎたてはこんな味がするんだよね。うっふっふ。

夏に向けて、あさがおも順調に芽を出してきて、間引くのがもったいないよう。



さてトマト、生でも美味しいがときどき無性にトマトソースをたっぷりと使ったものが食べたくなる。食べたいもの筆頭、ボロネーゼ。ミートソーススパゲッティともいうのかな?違いが今ひとつわからないが。

昔からこれを作るのに、ケチャップを使ったら負けみたいな変な固定概念があって、でも生身のトマトだけ、あるいはトマトペーストだけだとなんかコクがなく物足りない味付けで、好きな割には自分で作ると今ひとつ残念な味という、ストレスがなにげに溜まるメニュー。
これは非常食用のレトルトタイプ。落合なんたらさんのやつね。


そうそう、牛ひき肉の旨味と香味野菜の深い味わいがないのよ、私が作ったものには!
料理作りが趣味の息子(はっきり言って私よりうまい)から、ダンチュー(男子厨房の略ね、こだわりの料理本らしい)を読めと言われていて、特集号がでていたので買ったら、ボロネーゼの作り方が載っていた。

本に載ってたコツは3つ!
1)香味野菜・・玉葱、セロリ、にんじんのみじん切りをただひたすらオリーブオイルで1時間ほど炒めて、ソフリットなるものを作る。(45分が限界か?!)
2)あらかじめ塩少々でこねた牛挽肉は、炒めるときに絶対混ぜない。お好み焼きを焼くようにじっとじっ〜〜と焦げ目が鍋の底にへばり付くまで強火で両面焼いてから軽くほぐす。(こねくり回すと冷えてから水分がでてしまうそうな、焦げが命!)
3)赤ワインを惜しみなく(肉500だったら250ccね)入れホールトマトを入れてじっくり弱火で煮込む。一晩おくとより美味しいんだって。


これに、私が足した秘伝のコツ(?!)は魚醤を数滴入れる、だ。
これがまあすぐれものなのよ。味噌汁やスープ、煮込みものなどに入れるとぐっとコクとうま味が増すあ〜ら不思議の調味料。とても重宝している。(本場イタリアでも入れるらしい・・・)


ただ、初めてこのやり方で作ったら7時半過ぎから作り出して、ありつけたのは10時過ぎ。まあなあソフリットに1時間、挽肉に30分、トマトを煮込むのにやっぱり1時間。お腹がすきすぎて発狂しそうになった。最近は同時進行で1時間ちょっとで出来上がるように。(結局どっかで手抜きする)でも以前のよりは格段にまし!



宇土半島に行ったとき、トマトが美味しいという玉名に忘れず寄り、トマト山盛りと、手作りのトマトケチャップをゲット!!!熊本はトマトどころで、道の駅に売っている地元のおばちゃんたちの手作りケチャップは、目から鱗に実に美味しい。市販のケチャップなんて足下にも及ばない香ばしさ!

なすを輪切りにしてオリーブオイルで焼き、トマトも焼き、手作りトマトケチャップ&とろけーるチーズふりかけて、蓋してとろりの超簡単レシピ、ビールが進む〜〜。
ミニトマトたくさんなるといいなあ〜。