トンカラリン

玉名,江田船山古墳のそばにあるトンカラリン


山の斜面にトンネル状の溝がつづく謎の遺跡だ。
古代の排水溝施設と長い間言われていたが、この地域に大水がでたとき、ここにはほとんど水が流れず、諸説噴出していまだに謎のまま。
卑弥呼の鬼道だ、なにかの宗教遺跡だ、ピラミッドと構造が似てる云々・・・・。



一番下の入り口(出口?)の石段。



途中はこういう溝状が続き、



また狭いトンネル。



そして上部を石組の天井で覆った細長い迷路のようなトンネル。



ここから下に向かってトンネルが始まる入り口。

狭いながらも一応通り抜けられるほどの広さらしいが、地震の影響で立ち入り禁止となっていた。


いったい何のために誰がいつ作ったのか、全くわかっていないそう。
最初はなにかの工房跡かなと思ったけれど、産道をイメージさせるような作りにも見える。
この近くの横穴古墳から人骨が出たが、その頭蓋骨は人工的に変形させられたと思われるような頭が長い頭蓋骨が出ている。ちょっと見、エイリアンみたいだ。何かの意図というか目的があってそうしたのだと思うが、謎・謎・謎。。。。



丘の上に立派な神社。鳥居からは、かむろ山(神津呂とか神無呂とか神さまの地の意味)をすっぽり遙拝できるように作られている。



ここも熊本地震で石垣が崩壊していた。


里の風景は春そのもの。


4世紀ごろのものと言われるが、日本ってわかってないことのほうが多いのかも。