猛獣

一番人間の近くにいるどう猛な小型猛獣・・・・こいつらのことである。




暑さでへばり気味だが最近涼しい夜明け前にいろいろ獲ってくる・・・困ったモンだ。


黒ぴんは弱っち猫だが、天性のハンターの誉れ高く、これまでどの猫もつかまえたことのないツバメまで捕まえてくる。そのたびに追いかけ回して逃がしてあげるのだが、この前は起きたら枕元にすずめの頭のみがごろり、うっぎゃあ〜勘弁してくれ〜。
2,3日前の午前五時前、まだ明け切らぬ暗い中、部屋がまるでトムとジェリー状態、にゃんが興奮して走り回っている。やっだ〜、とうとうネズミをゴマちんがくわえてきた。
このへんの土手の草むらには、カヤネズミといって、カヤの葉っぱでまるで鳥の巣みたいに巣を作って子どもを育てるネズミが生息している。捕まえてきたのはまだ子ネズミで、寝ぼけ頭でごまちんを捕まえ、頭たたいてネズミを放し、にゃんは全部部屋から締め出して、ベランダの窓をあけ、一応逃げたかなと思っていたら・・・・・昨日夜遅くまでテレビを見ていたその目の端にちょろちょろ動く物が・・・・・。
それからは相方と二人でテレビ台を動かしたり棚を動かしたりして、「そっちそっち」、「うわあ、そこなんかでシャットアウト!」一時間あまり阿鼻叫喚の大捕物タイム〜。汗だくだく、埃まみれになって、取り押さえ(もちろんタオルで)草むらへと離してあげることができた。

じっとしてると可愛いんだけどねあんたら。