夏の豚シャブ

相方のお姉さんが埼玉からいらっしゃったので、かねてから一緒に行こうねといっていた、吉井町の十八へ。
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だいたいこのお店を分類するのは難しい。基本は、鍋と美味しいお酒(流通にのってない幻の焼酎、日本酒、ワイン何でもござれ)のお店だが、頼めば何でも用意してくれる素晴らしいお店だ。
今回は、愛して止まない東京Xという豚肉のしゃぶしゃぶと豚カツを1つ予約しておいた。
お肉が来るまでの酒のつまみにとガラスウインドウの中から、馬刺しを二鉢取り出すと、女将さんがすっと寄ってきて、山形の○○豆があるよとか、ひよこ豆とすね肉のトマト煮(これ美味しかった)があるよとか食いしん坊の私の耳元で天使の囁き。

ぱちぱちぱち・・・肉が来ました!


白菜は酢漬けしたもので歯ごたえがあって、しゃきしゃきしていてるし、何より豚の脂がまったく浮いてこない。大将曰く豚の脂が溶け出す融点が違うのが東京Xの特徴だそうだが(食べるのに夢中で聞いてないし)・・・。ポン酢も用意されていたが、さっとお湯をくぐらせたお肉を塩をふった出汁だけにつけて食べると美味しいよと言われ、素直に言われるるままにはふはふ夢中で無言で食べる。

とんとろの串焼き食べる?またまた天使の囁き。全然脂っこくなくて胸やけもしない。豚カツもここでしか食べることの出来ない極上の豚カツ。東京Xってどういう豚なんだろうね?



締めは、高菜漬けを細かくきざんだものとごまをふりかけたごはんに、しゃぶしゃぶのだし汁をかけて、シャブ漬け。これがまたあっさりしていて美味しくて。



お酒は辛口ですっきりしたのと頼むと、新潟の一の倉というお酒を用意してくれた。美味しい酒は悪酔いしないというか、ほわっと一瞬するが後に残らないから不思議だ。

夏季は東京Xの焼肉をやってるのでまた食べにおいでという女将さんの言葉、やん、絶対来ますと次の予約をとって、酒田の納豆をおみやげに買い、上機嫌でお店を後にした。
十八バンザイ!!!