ご褒美の一日

昨日は休みをとって、車いっぱいつんでた荷物を片付け、『とにかく温泉だ〜』。

まずは、耳納山麓、山包の道にある紅乙女酒造の裏のワイン工場の森へ直行!紅葉し始めた林の中にあるレストランで、ぼ〜とランチを食べ、たかったのだが、電話が鳴りっぱなしで、携帯しながらごはん食べる羽目に。
窓から見える木々が優しい。これを見たかったし、こういうところに身を置きたかったのよね。



紅葉し始めたばかりのもみじ。銀杏の木もまだまだ黄緑色が残っている。

銀杏の木は私にとって特別だ。ずっと前に、銀杏の木の夢を見た。草原の丘の斜面に、紅葉した銀杏の木が一本たっていて、夕日を浴びながらはらはら、きらきら葉が落ちていくのを、ああ綺麗だあとじっと見つめている夢。それ以来、現実にそういう風景を見たくて、毎年そういう場所がないか気にかけているのだが、まだ実現していない。今年こそは夢の銀杏の木を探し当てたいなあ。



山包の道は、今の季節は柿狩りがシーズンで、今年は猛暑のせいで実成りが悪いとのことだったがあちこち柿がこぼれるように熟していた。ここで食いしん坊根性に火がつき、道ばたに売っていた柿をゲット。



みのう山荘の温泉に入り、できたての温泉卵を2つも食べて、すかっとしたところで、夜はズビンメーター指揮のイスラエル・オケのコンサートを聴きに行った。演目は、ベートヴェンの田園とストラビンスキーの春の祭典イスラエルオケ、とても繊細な弦の音だったが、空気感が足りず、田園の風や空気、そして嵐の表現はちょっと物足りなかった。田園って易しいスラスラとしたリズムだが、自然の風景を表現するのは実はとても難しいのかもしれない。

明日からは仕事と経理作業が山積み・・・けれど十分に充電できたので、また頑張ろうっと!