まっすぐの道

通勤途中のまっすぐに伸びる道。


道の両側の緑のちょぼちょぼは、冬小麦(秋蒔き小麦)だ。


立春頃に麦踏み(今は機械で行われている)、5月の連休頃、金色に色づき麦秋を迎える。そして苅った後を野焼きして、梅雨入りしたころに田植えが始まり、真夏の青々とした稲穂、金色の実りの秋へと、季節の移り変わりを感じさせてくれる気持ちのいい道だ。


小麦はタンパク質の含有量によって、強力粉・中力粉・薄力粉とあり、たぶんこのあたりで生産されているのは、農林61号かチクゴイズミ。うどんとかラーメンの麺になるのかな?小麦粉のほとんどは輸入されていると言うが(特にパンやお菓子に使う分)、この頃は国産小麦粉で作ったパンやパスタなどを出すお店もちらほらでてきた。
讃岐うどんの麺は、ご当地でそれように開発された小麦を使用すると言うから、麦の世界も奥深い。



このまっすぐの道を利用して、ときどき久留米競輪の選手がミニバンのあとについてトレーニングしている光景に出くわす。中野浩一を輩出した久留米競輪だが、競輪選手のお尻って2つに割れてなくて1つなのがすごい。(どこ見てる〜)昔懐かしエイトマン体型なのだ。かぶってるヘルメットもそれっぽいし。
(余談だが、男の人をみるとき、どうしても頭蓋骨の形とお尻の造形をチェックしてしまう私って・・・・)


こんな開けた1本道もときに気持ちいい。