ひょっとこ〜!!

宮崎は日向市のひょっとこ夏祭りに行ってきた。




このユーモラスなお面と、単調なお囃子に乗って、腰を前後に振って踊るちょっとばかりエロチックな踊りだが、素朴でおおらかで、思わず笑いがこぼれてあっかるい気持ちになる大好きな踊りだ。

日向のちびんこは腰がきまってうまい!!





もともとは日向市永田地区の神楽で、稲荷神社に奉納されていた踊りらしい。
稲荷神社に子宝に恵まれるよう豆ん飯をそなえて祈願していたおかめとひょうすけという夫婦、それをみた神主がうっかり豆ん飯をつまみ食いしてしまった。それを見て怒ったおいなり様がキツネの姿を借りて現れたものの、おかめに一目惚れ、身振り手振りおかしく気を惹こうとするのを見て、またまたこれを木陰で見ていた村の若者たちが大変ダーと言うことで引き留めようとする姿がこのような踊りとなったと伝えられている。





地元のグループの他に九州各県の愛好者グループが集い、駅前広場で踊りを披露するのだが、その数約100近く。久留米や朝倉など福岡県からの参加者多数。人を喜ばせることが大好きな福岡人はこの踊り、はまるだろうな。




お面もそれこそバリエーションにとんでいて、お面を見てるだけでも楽しい。





あれっどっかで見たような顔が・・・。




県外のグループは結構高齢者の方が多かったように思う。この踊りだったら年をとってもいけるし、老人ホーム等を慰問したりすると、お年寄りにとても喜ばれるそうだ。が、やはり本場の人達の踊りは別格。腰がきちっと入っていて、動きがユーモラスで、魅せることを知っている踊り。ちびっ子も堂にはいっている。




かぶりつきで微動だにせず見はまるちびんこ。その気持ちよくわかるよ。かくいう私もかぶりつきで、ときどき台風の影響で雨がざあっと振る中、はまりこんで、げらげら笑いながら見はまっちゃったからさ。




同じく雨にもめげずビデオ撮っていた相方。編集ができたらまたアップしようと思っている。単調だがついつい体を動かしたくなるお囃子もい〜い!!!