うつろう

今うちの庭は草ぼうぼうだ。特に、このアシナガバチの巣の廻りは、どうにも手がつけられない。



最初は卵大くらいの大きさ、巣にくっついている成虫も2〜3匹だったが、今ではもう小さなかぼちゃ大くらいの大きさになり、数十匹の成虫が巣を覆うようにじっとはりつき、ちょっと近づいたり振動が伝わったりすると、ぶんぶん羽を振るわせて脅しの攻撃音を立てる。
なるべく刺激しないように、こそこそと通ってはいるが内心びくびくだ。木枯らしが吹くまでの我慢、我慢。卵だけの状態になったら、危なくないところに移動させようと思っている。


夏の残りの朝顔



初秋を告げる花、ゲンノショウコ



ごまちんから独り立ちし、いつもどこで寝てるのかわからないが、ますますぷっくりで女っぷりをあげている美人猫Qちゃんと、



Qちゃんが気になって気になってしょうがない、ギャング時代を謳歌するお子ちゃまマメ。
「屋根にのぼりたか〜」


登らなくていいから・・・。
まめちんはワンコぴょんのことも大好きで、しっぽをぶっとふくらませて、散歩の時ぴょんの後を追う。
どうもワンコぴょんは視力がかなり落ちているようで、今朝の散歩で目の前の溝に落ちた。
溝と言っても30センチくらいの深さなので大事には至らなかったが、引き上げるとバツの悪そうな顔でとぼとぼ逃げてゆく。
その後をまた、まめちんが斜め走りして追う。


若いぴちぱちとした命と黄昏の縁にいる命と。


神様、もう少し、まだもう少しだけこんな平和な時間を続かせてあげてください。