案山子の田んぼ
中尾郷の坂を登り切った、もう使われなくなった製陶所あとを改造した喫茶店で、連れてきて貰ってありがとねとお義姉さん二人からお昼をご馳走になった。ここのオーナーから隣の鬼木の棚田で案山子祭りがあってるのを聞き、さっそく見に行く。
どれが案山子で、誰が人間なのかよくわからない。今年は、すぎちゃんとオリンピック選手が多いみたい(一番人気は長崎出身内村くん)。
袈裟懸けの稲穂を守るように案山子君。
こんな可愛い案山子兄弟も。
さてこのなかで本物の人間は何人いるでしょう?
見事な棚田の収穫の秋。
喫茶店のマスターから聞いた話では、この棚田には水利権というものがなく、栓番と呼ばれる一軒の家が水利の管理をしていて、水をまんべんなく棚田の上の方から流すという。代々その役目を受け継いでいるのだそうだ。だから田植えは上の方から徐々に下に降りてくるのだという。
秋の色、葡萄色(えびいろ)の小さな穂が日差しを浴びてきらきら。好きな色だ。
さて私のNO.1の案山子君は、Mr.MUROFUSI。
表情が何とも〜〜〜〜〜。