イチョウ

町の街路樹も随分と紅葉が進み、道路は枯れ葉でいっぱいだ。
今年は、小国の下城の大イチョウを見にいこうとして、結局時期をハズしてしまった。。。
で、灯台元暗し。うちの窓から見える大きなイチョウの木を見にいってきた。



ビル4階建て以上の高さはあると思う。昔は広大な敷地のお屋敷の中にあったと思っていたのだが、いつのまにかお屋敷はなくなり、2階建てのアパート4棟と駐車場に様変わりしていた。それでもこのイチョウの巨木とモミジの巨木、小さな祠のあるスペースは残したようだ。
梢の先では、ヒヨドリがなきあい、ここだけ空気が違う。




イチョウが好きなのよね〜。輝くような黄金色の紅葉を見ないと、収まらないのよ。



イチョウがとても古い起源の樹木で、原種はとうに失われ、今あるイチョウは中国産の栽培種だというのは、神社巡りで知った。古代イチョウ、日本各地にわずかに残っているというのも。




モミジとのコラボ。秋の陽が優しい。





小さな古い祠を取り囲むように、イチョウやモミジの大木。ちょっとした林になっている。この祠に何が祀られているのか、どんな由来があるのかもう誰も知らない。この家に住んでいた人は、どこに行ってしまったんだろうね。



味気ないコンクリートの駐車場とアパートに囲まれて、それでもこれだけのサンクチュアリが残っていることは喜ばしいこと。雄の木で銀杏が落ちてないのがちょっと残念だけど・・・(←懲りない)。