しまいの桜

流川の桜は、もう散り始めていた。なんとか見れた花筏



桜は散り始めがきれいだというが、どうしても枝に目がいってしまう。


このくねっとした細い枝が好きなのよ。
葡萄棚や柿畑が向こうに広がって



でたばかりの柿の新芽の間で、ひよどりがぴ〜よぴ〜よと鳴き交わす。



水面に浮いた花びらは、海まで流れていくのかしらん。



それとも沈んで川の栄養となるのかな。



週末、二人の甥っ子が福岡で新生活をスタートさせることになった。ひとりは大学生活、もう一人は社会人として。
「食うものなくなったら電話するのよ」というと、
新しい炊飯器、鍋にフライパンを前にして、「俺自炊するから大丈夫だよ。」と胸を張る。
はじめはみんなそういうけれど、学校行って、バイトして夜遅く帰ってきたらなかなかねぇ・・・。まあ、がんばれ!