デンジャラス温泉
水俣ちゃんぽん。
本場長崎で育ったので、ちゃんぽんにはうるさい。福岡のちゃんぽんの多くは、たぶん豚骨スープだけ?ラーメンの汁に野菜炒めとちゃんぽん麺入れただけ?で、なんか物足りない。麺も長崎のは独特で、唐灰汁を使用して作られるのは長崎だけと聞いたことがある。なんか違うのよ。
東京に行った息子は、『東京にはちゃんぽん麺がうっとらん!』と怒り心頭だったけ。福岡にいる同級生、みんな口を揃えて言うことは、『長崎に帰ったときは必ず江山楼のちゃんぽんを食べに行くよねぇ。』スープが奥深いのよねぇ・・・・・。
でも、水俣ちゃんぽん、美味しかった!深〜いスープの味。ほのかに甘い。だしはなに使っているんだろう?
この日は29度まで気温があがり、湯の鶴で走り、薔薇園をうろうろし、おまけに熱いチャンポンをふ〜ふ〜食べたから、汗だらだら。海沿いの湯の児温泉、山海館に向かう。八十八湯、洞窟風呂で有名なところだ。
700円とこのあたりの温泉料金に比べると高め。でもスリルに満ちた洞窟風呂。
洞窟の奥にドアがあり、ここを抜けてさらに洞窟を進むと海に開けた露天に行けるようになっているのだが、男風呂の洞窟通路と交差している、2メートルほどのデンジャラスゾーンを横切らないといけないのだ。
ドアをこそっと開けて、右左見て、タオルでしっかり前を隠して、走って横切りまた次のドアをあけて女洞窟通路に入る。うへぇ・・・・温泉は好きだが、混浴はねぇ。。。。。。。人様にお見せできるボディでもないし。
山側の新しいビルのところに玄関があり、お風呂はエレベーターで5階分下った、海側に面した旧館にある。この建物が凄かった。
木造何階建てになるのだろう?玄関には立派なツルの彫刻。潮風であせた柱が見事だ。
玄関にはいると、ど〜んと壁が立ちはだかる。ここを掘って風呂を作ったわけだ。
『千と千尋の神隠し』にでてくる油屋みたい。
風が吹くと、窓ガラスがぴしぴしがたがた鳴るのかな?
芦北、水俣は柑橘どころ。でこぽんにばんぺいゆ、この時期は甘いサラダ玉葱が道の駅にてんこ盛り。『不知火』というデコポンを買い、みちみち車の中で食べながら帰った。1キロ250円。甘くて美味しい〜。癖になる美味しさ!不知火サイコー!!!