たまちん病院へ行く。

なんやかやで行きそびれていた、去勢手術、やっと、たまちんを病院に連れて行った。

迎えに行くと、檻の中で身体を舐めなめしながらくつろいでいるように見えたが、『たまちん!』と呼ぶと、はっとした顔をして檻の前面に駆け寄って『うにゃあ、うにゃあ。』連れ帰ると、真っ先に大好きなサスケにすり寄って離れない。

『にいさん、美味しいですか?』



よっぽど檻の中は退屈だったのだろう。夜は黒キジ軍団にくっついて一晩中夜遊び。手術のショックはあまりないようで一安心。やっぱり家が一番落ち着くよね。
『昨日はちょっと遊びすぎました・・・』



たまちんの去勢手術に先立ち、一昨日は、サスケとモンチーの治験最終のおつとめ、血液検査とエコーを撮りに来るよういわれたので、朝サスケを夕方モンチーを捕獲して、一日2度病院に行った。


肛門に体温計を突っ込まれ、腕に注射器をつきさして血をいっぱいとられ、なおかつ胸にゼリーを塗られたうえに、がんじがらめにされてエコーを取られるという、ニャンコにとっては拷問に近い所行であるが、その間、2匹ともじっとおとなしくして、嫌がったり逃げたり暴れたりしない。

『奇跡の猫ですね、こんなにおとなしくさせてくれる猫は、初めてですよ。いやあみんな君たちみたいだとほんとに助かるのに。。。』『サスケちゃん、モンチーちゃん、おりこうだねぇ。』
先生や可愛いオネエチャンに口々に誉められ、のみ取りの薬も値引きしていただき、ほくほくで帰ってきたが、その後の2匹は、、、、


『おかあしゃん、辛かったです。。。』しけ顔でべったりのモンチーと、



『zzzzz・・・。』まったく緊張感ないサスケ。



でもサスケは、モンチーやたまちんが連れて行かれるとき、心配そうな顔で一緒について行こうとし、連れ帰ってきたらいの一番に駆け寄ってくる。こんなしてるけど人情いや猫情に厚い。



例年ならもうとっくに避暑の旅にでかけているはずのごまちん。


判で押したように、夜帰ってきて一緒に寝て、朝はまた外に出かけていく。今のにゃん構成、居心地いいのかな。だとしたら嬉しいな。