スズメの巣立ち

我が家では2組のスズメの夫婦が巣をかけていた。そのうちの1つがここ。


黒い網は、ここだめシート。
スズメが巣をかけて以来、うちのにゃんずがすぐ下の屋根の上で出待ちをする。虫をくわえた親スズメがではいりするたんびに、ピーピージージー子スズメの声が賑やかに聞こえるものだから、にゃんこにとってはわくわくだったんだろう。あるときは黒キジアホにゃん軍団(サスケ、まめ、たまちん)が3匹並んで、頭をかしげながら出待ち。真下の屋根では、Qちゃんやモンチーが背伸びして巣に手を伸ばす。


巣立ったときが猫にくわれる日なんてあんまりだということで、ここだめシートを張り巡らし、子スズメの巣立ちを微力ながら助っ人することに決めた。


だんだん、親スズメがくわえてくる虫が大型化し回数も多くなってくる。梅雨明けも近いしもう巣立ち間近だなと思っていた矢先、早朝、ジージーという鳴き声!飛び起きて階段をのぞくと、サスケが捕まえてきた!階段の一番下の段にサスケと子スズメ!ただこの子スズメ強かった。大声でジージー鳴き、サスケを威嚇している!
『馬鹿たれサスケ!!!!』と大声で怒鳴ると、弱虫サスケは及び腰。猫によってはそのままくわえて脱兎のごとく逃げるのだが、弱虫ちんでよかった、無事子スズメを保護。巣の近くのもうひとつ高い屋根に放してあげることができた。


次々と巣立ちした子スズメ。


まだ羽は弱々しく、うまく飛べるようになるのはもうちょっと先。

巣立ったばかりの子スズメには危険がいっぱい。うちのにゃんず、カラス、虎視眈々と狙われる。親スズメだけがサポートするのではなく、7,8羽くらいのグループで子スズメをサポートしているよう。しきりに警戒音を発しながら成鳥が子スズメの周りを飛び交うので、うちは今かますびしい。
でも元気で巣立ちができて良かった、良かった。
親スズメは子スズメを育て上げるのに必死だったんだろう、見る影もなく痩せてしまったので、親スズメにもご褒美あげなくちゃね。