剣山

九州も暑いが四国も暑かった。旅の始まりはうどん。
早朝6時に出発し瀬戸大橋を渡って、うどん県香川で腹ごしらえ。


私は冷やしうどんの小においなりと混ぜ酢飯を半分こねと頼んだら、相方はたらいうどんを頼んだ。たらいうどんはうどん玉が6玉分。私の分と合わせて7玉分。はいるわけがないじゃんか!!!
『いやあ、半分こして食べればいいと思って・・・』
ばかたれが・・・。って、普段だってうどんをそんな何玉も食べるか?暑さでやられてもう思考停止状態???残しちゃいかんと思って、必死に食べるが、半分食べたところで撃沈・・・・お店の人に謝って店をでた。うう、うどんで喉までいっぱいだ・・・・。



瀬戸内側から見ると、四国山地はまるで屏風のように立ちはだかる。丸亀市を抜けて、国道438号線を山へとむかい長いトンネルを抜けたら、徳島県美馬市。清流吉野川をわたり、



さらに衝立が重なったような山の連なりに突入。



ところどころ、狭い谷底道の両側に人家が密集していて、離合が出来ない道が続く。


この狭い道から、ときどきバスがでてくるので油断できない。


どうしてこんな高いところにまで民家があるんだろう。



ここはまだ民家が密集している方で、信じられない高さの山肌に家がへばりつくようにぽつんと存在する景色がつづく。
川は道路の上からも底が見えるくらい澄み切っている。



狭いカーブ道をうねうね登っていて、やっとついた剣山リフト乗り場。ここまで来て気温が26度まで下がった。登山口まではリフトで標高差330Mを15分で登る。最大傾斜角度37度。お尻がむずむず。



剣山へは、リフト降り場から登山道がつづいており、ヒュッテの向こうに頂上がある。


リフトを使えばそんなに高低差もなく、時間も往復2時間もあれば行き帰りできるので、私たちでも登れるねということで、いつかまた登山名目で再訪しようと話して、下ることにした。何せ4時半に阿波踊りの前夜祭のチケットを買っているので、相方の気のせくこと。


素晴らしい景色を見ながらの下り。



あの道を登ってきたのよねぇ・・・・・。一番傾斜がきつい下り。下が見えない。高所恐怖症の相方はもぞもぞ落ち着かない。


剣山は、傾斜がきつく、谷が深い。この谷の下に大歩危小歩危がある。


でもきっと頂上からの眺めは素晴らしかろう。いつか行くぞ!きっと行くぞ!