秋の小川

四阿屋宮と書いてあずまやぐうと読む。鳥栖市山浦の古い神社。


景行天皇ヤマトタケルの命の九州征討の際に、陣屋が置かれた所だと由緒書きにある。いつも高速長崎道から屋根がちらっと見えていたので気になっていた。



古い狛犬



苔むした石段。



小さな祠。どんな謂われがあるのかな。



九千部山に向かって深く切れ込んだ谷。確かにここは護りに適した地で、中世戦国時代、薩摩に滅ぼされるまで筑紫氏の居城、山城、家臣団の住む城下町が形成されたそうだ。

でも今日のもうひとつの目的は、川。ここは夏休み子供達の川遊びの憩いの場になる、きれいな清流が流れていて、夏休みが終わるのを密かに待っていた。



水は冷たくてとっても気持ちいい。しばらく足をつけて砂利の感触を愉しむ。



夏の忘れ物。




つわものどもの夢の跡。家臣団が住んだ山城は、黄金の稲穂が揺れる田んぼに。



秋の日差しを受けて開く彼岸花



今年は豊穣の年となったかなあ。そろそろ秋祭りが始まる。