阿蘇巡り

忙しかった・・・。亡くした心を取り戻すべく、週末は遊び倒すぞ〜と意気込んで出かけた熊本は阿蘇周遊の旅。

始まりはここから。


熊本の南の端にある塚本古墳群にある資料館。これは東アジアの遊牧民が馬上で使っていた革袋でできた水筒を模した土器。
これを作った人は、いったいどこからどうやって来たのだろう。
なんていうかすごいものを見てしまった・・・。


旅の終点は阿蘇一宮の阿蘇神社。火振り神事を見にいくのだが、ここから緑川をさかのぼる。

緑川にかかる霊台橋。単一アーチ式石橋として日本第三位。おっきい。


そして美しい。


もちろん渡る。


ここらあたりは大小40くらいの石橋がかかるという。昔は日向往還の重要な街道だったようだ。温泉もあったことだし、今度ゆっくり探索に来よう。

石橋の終点は有名な水を通す石橋、通潤橋


渡りたかったが、博物館で思いの外時間をとられ、なおかつあちこちの神社に寄り道するので、これも今度のお楽しみにとっておいて、
阿蘇の火振り神事の主役の神社に寄らねば〜〜と先を急ぐ。


阿蘇高森の外輪の山の中に佇む草部吉見神社



社殿が鳥居より下にある三大下り宮の1つ。あとの2つは宮崎の鵜戸神宮と群馬の貴前神社だそうだ。鵜戸神宮のウガヤは屋根を葺くことができなかったから。ここは嫁に迎えたお后がものすご〜く位が高かったからという理由で、下り宮という話を聞いたのだが、それってどうよと思ってしまう。祭りの時、ご神体を載せた御輿は、鳥居をくぐることさえ許されないという。男としてはこの上ない侮辱のように思うのだが。



大蛇伝説の絵馬。近くには退治された大蛇が血を流し逃げていった血引き原という地名が残る。



これはちょっと怖い彫刻。



社殿の下の池に佇む大蛇?



暮れゆく阿蘇


火振り神事に間に合うか?!つづく。