桜さく

といってもソメイヨシノではなく・・・・。

河津桜が見たくて見たくて、週末探していたのだが、意外と近くで発見!
週末、田主丸から耳納の山側にある集落、草野町へ。植木業がさかんなところだ。
この日は15度近くまで気温が上がり、ぽかぽか陽気。
やあ、あなたにとってもとっても会いたかったのよ。



会いたかったのは私だけでなく、無数のみつばちが花に群がる。もう無心に蜜を吸っている。待ちわびてたよねぇ。


河津桜じっくり見たが、花びらに色のグラディエーションがあって可憐だ。


すぐそばにつばき園というのがあって、耳納山地の裾野の広大な敷地に何種類もの椿を植えているところがあるので、行くことに。
久留米は椿の産地として有名で、いろんな椿が産出されている。

なんか、お菓子みたい・・・


ツートンカラー、1つ1つ色の出方が違う

控えめな縞模様の美しい椿。薔薇にもこういう花があるのよ。

やっぱり好きな藪椿。


幕末日本にやってきたシーボルトは、プランツハンターでもあったのだが、自国に持ち帰りヨーロッパに紹介した椿は、藪椿の園芸種正義(まさよし)。この草野の椿だったという。その原木がまだ生きている。ということは・・・樹齢150年あまり。今度また見に行こう。


広大な椿園には、椿だけでなく、四季折々の木々が植えられていて歩いて回るのが楽しい。
今は盛りの梅。降るように良い香りが辺り一面。


さんしゅの花


アケボノツツジ


そしてとっても気になった桜。ケイオウサクラ。

帰って調べたら、やはり草野で作られた品種らしく、啓翁桜と書く。可愛いなあ。



そして十月桜。初めて間近に見ることができた。可憐!


ところで昨日は寒かった。ときおり雪が舞って北風で手がかじかむくらい・・・。春に向かって最後に降る雪を終雪というそうだ。これで最後になってくれると嬉しい。