由緒正しき

湯布院は九州の軽井沢とも呼ばれ、連日観光客で賑わう。贅をこらした旅館に湯船、そんなこじゃれた観光地にも共同湯が残っている。
おそらくは昭和時代からの生き残りか・・・・。


奥には地蔵様が祀られていて、体を流す処には簀の子。


豪華な旅館のお風呂より、こんな素朴で源泉掛け流し、ほったらかしの共同湯が大好き。湯は軟らかくてひとりのんびり。湯布院にはいくつかこんな共同湯があるというが、その数は少ないし、お世話をする後継者がいなければ消えていく運命にある。由緒正しき共同湯。。。永遠に残って欲しい。



お昼は大分名物だごじる(やせうまともいう)。熊本のだごじると違ってこちらはダンゴを2センチ幅くらいの麺状に伸ばしたものがはいっている。


相方は、チキン南蛮。


チキン南蛮は宮崎延岡発だといわれるが、この衣の薄さと鶏の柔らかさ、甘酸っぱさが絶妙!(横からちょっと奪って食べた)いやあ由緒正しきチキン南蛮!なかなか自分ではこんなに上手にできない難しいメニューの1つ。なんかコツがあるんだろうなあ。


おばあちゃんがひとりでしきるこのお店に帽子を忘れ、着払い便で送って頂く羽目に。おばちゃん、その節はありがとうございました!お気に入りに限って帽子を忘れるこの癖をどうにかしたい。。。。