博多水炊き

今年の会社の忘年会は、博多水炊き発祥の店、水月。私の独断専行差配で決めた。
長崎出身の一代目から数えて100年以上たつ老舗。



いの一番に透明なスープをいただく。あさつきと塩をちょっといれただけのあっさりとしたスープ。白濁しておらずしつこくない。ああお腹に優しいスープ。



スープのあとに、新鮮なお作り、鶏皮ぽん酢、ガメ煮、白和え。ズリの刺身が美味しい。



和服姿の鍋奉行がつき、キャベツなど葉物を入れてほろりと肉が離れる鶏肉をたべる。見回すと私より若い仲居さんはおらず、ベテランの和服姿または作務衣姿のおばちゃんたちがきびきび、しゃきしゃき鍋をしきる。



『何故キャベツなんですか?』と聞くと、水分がでないので出汁の味が変わらず、ほのかに甘みがでるからとのこと。そして『きのこ類は味が強いので、つみれが終わってから入れてください。』と念押しされる。
『そのときどきでスープを飲んで愉しんでくださいね、徐々にコクがでてきて美味しいですよ。』



つみれはとろりんとして、柔らかい。家でつくるとこんなにとろりんとならない。


作り方を尋ねると、老舗100年の秘密よ〜と笑いながら、ためしてガッテンの取材を受けたことがあるらしく、あとで確認すると、スープの作り方、つみれの作り方、詳しくHPに載ってるじゃあーりませんか!今度これ見て作ろう!!!
http://www9.nhk.or.jp/gatten/recipes/R20080109_01.html



そして最後は、お約束の卵雑炊。



でー!!!美味しかった!!!鍋奉行おばちゃん達もナイスだわ。老舗100年パワーでとっても幸せな気持ちにしていただいたー。