久しぶりのお日様だ!寒いけど陽が差し込むんで蒼い空を見るとなんか気持ちが明るくなる。地面に一斉に出てきた雑草の緑が鮮やかだ。


日曜はずっと土いじり。穴を掘っては一年草多年草の苗をぽちぽち植えこんだ。






バイモはぐんぐんのび、蕾が膨らんできた。




薔薇は紅い芽や黄色い芽から、葉っぱが展開しつつある。



ずっと以前NHKだったと思うが臨死体験をした人にインタビューをしていた番組があった。


ほとんどの方が、まばゆい光、美しい花が咲き乱れる光景、そしてずっと以前に死んだ身内との邂逅・・・・といったイメージを話されていたように記憶している。医学的には、生命の危機的状況の中、脳が普段とは違う振る舞いをするのではないかといわれているが、はっきりとした解明にはいたってない。どうして花が咲き乱れる光景なのか、人間の花に対する潜在的な想いとはなんだろうと考えさせられた。


どんなに僻地の山奥の一軒家であっても、庭に木を植え、花を植え、コンクリートのマンションの狭いベランダにもプランターが並び、人生の節目節目に花を送り、花を捧げ、花で飾り、花を手向ける私たち。四季折々の花を愛で、その時々の想いや心情を寄せる私たち。




「人は食うのみであらず」・・・なのか。花は私たちにとってなんだろね。
小さな花びらを見ながらふとそう思った。