ネムノキ

梅雨の花と言えば、紫陽花が一般的だが、私にとって梅雨の花はネムノキの花。
この時期、明るい林の縁に、枝を広く伸ばして咲いているのをよく見かける。
梅雨入りぐらいから白っぽかった葉は、緑色を増し、ピンクのブラシのような花は、雨に濡れてこそ映える。




ちょうど撮影したのは夕方で、葉が閉じかけていた。もともとは熱帯の木だから、夜、水分が蒸発しないように葉を閉じるのかな?
花言葉は「歓喜」。夏の季語として使われると聞くが、梅雨の終わりには、色が白く抜け始め黄色くしぼんでゆく。しぼんでくるとああ、梅雨も終わりに近いなと毎年思うが。
今年はまだ明けそうにない・・・・。まだ「歓喜」に到達しない。



最近、この場所がまめの指定席。



外をきょろきょろ珍しそうに眺めながら、昼寝に突入する。
今日はなんか自動車がいっぱいとまってるね、すずめが雨宿りに飛んでくるね、小さな羽虫が網戸のとこから離れないね。
この小さな頭で何を考えているのやら・・・・。