北薩共同湯の旅

やっぱりというか、仕事と庭仕事にはまっていたら温泉欠乏症になった。バスクリンじゃねぇ・・・・満たされないのよ。
ということで、連休はまたまた鹿児島共同湯巡り。今回は久しぶりに温泉ソムリエの娘と温泉仙人の相方、天国湯と道の駅、食べること(主に肉ね)をこよなく愛す私と私友人の4人、相方にとっては肉食系美女3人に挟まれの、ちょっとコアでディープな共同湯巡りにGO!


いきなり!のまむし温泉。宮崎えびの市から鹿児島湧水町にかけて共同湯がひしめきあっている


それにしてもなんで?のネーミング。浴槽にまむしがいるわけではなく、まむしが出そうなじめっとした山奥でもなく、いたってフツーのモール泉。


2湯め。妙見温泉、おりはし旅館の露天風呂。相方憧れのお湯。日本秘湯の会のお湯だ。


うっすら緑色。縁には薔薇のとげみたいな析出物がびっしり。落ちた山茶花の花、冬のこぼれ日、いやあすべてが溶け出していく。


さて一日目のメイン共同湯マダガスカル温泉。温泉ソムリエお勧めの湯。
何故マダガスカル??興味津々で向かうと、ええ?!ここ何遍も前を通ったよ?正月も行った!気がつかなかったなあ。薩摩川内市入来町にある共同湯

成分表が木の壁に直に書いてあり、



中を覗くと、黒い古いミシンやら、ピアノやら、そして何故か待合室にサンドバックがぶら下がっている。近所のじいちゃんが2,3人たむろしてて、ソムリエの娘がずんずん中に入っていかなければ、とてもじゃないがはいるのがためらわれる雰囲気。(相方は別の所に行きたいとここで別行動)
男風呂との境も大丈夫かい?みたいな雰囲気だが、



でも湯船は思ったより広く、お湯も気持ちいい!!。


ネーミングの由来は、奥様がマダガスカル人だからだそうで、この建物もここのじっちゃんの手作りっぽい。
いやあ、鹿児島の共同湯の底力を思わせるマダガスカル温泉!



泊まりは紫尾温泉。神社から湧出する神ノ湯はまごうことなき神の湯で、とろりとした硫黄泉で八十八湯。
奥が神社で、手前が神の湯の建物。どっちが神社本殿かわからない有り難き湯だと思う。


宿のお湯。ここは2回目ね。いいお湯は何度はいっても素晴らしい。



さてもう一つのお楽しみ、焼肉。1月下旬、温泉ソムリエの大会がさつま町宮之城温泉であり、そのとき地の人達から激賞の焼肉屋情報を仕入れていた娘。さつま町は、隠れた牛の産地である。ここの子牛は、三重に行って松阪牛になるそうな・・・・。
メニュー見ても知ってる名称がほとんどない・・・・、ロースというくくりで数種類くらいなにやらびっしり。カルビというくくりでまた数種類、コアな焼肉屋




そのお肉は・・・・・ああ生きてて良かった!友人曰く今までで最高の焼肉屋。いままで高級焼き肉屋のお肉が身体に合わない(脂肪びっしりで気持ち悪くなる)貧乏人体質と思っていたが、これこそがほんとに上手い牛肉だと思わせるすばらしいお肉。
いやあ鹿児島恐るべし。
2日目はさらにコアな共同湯が待っていた!つづく