初京都
台風近づく3連休の土日は、参加しているNPO団体の大会で京都へ。
なんといっても歴史の町。どの時代に焦点を合わせるかで見るところもコースも違ってくるし、、、で老後の楽しみに京都探索は取っておいていたのだが。せっかくの降ってわいた京都行き。この機会を生かさねばと、台風のコース、九州に到達する時間帯を考慮に考慮をかさね、2日目講演をさぼって、午前中だけの圧縮神社巡り。
下賀茂神社、糺(ただす)の森。
楡の木を中心に古からの森が残っているそうだ。
その森の中に、古代の祭祀跡。
近くに水が湧き出ていて、そこに石を敷き詰め、土器なども発掘されて何らかの祭祀が行われていたそう。
過去の罪や災い、いさかいを『水に流す』というが、おそらくはこれが原初の形なような気がする。
この糺の森は緩やかな丘陵地にあるのだが、こういうところから水がわきでるというのもとても不思議な感じがする。
次に行った木嶋坐天照魂神社。元糺の森といわれている不思議な三角の鳥居。
昔はここからも水が湧き出ていたのだろう。土はしっとりと水を含んでいるようだが、枯れつつある水源のように感じた。
途中見かけた地名。私のことか?断捨離なかなかできないわあ。
こういうの見るとなんかふるふるする。
離宮八幡宮。日本における製油発祥の地。大山崎油座という制度でえごま油の販売権を独占していたという。
調味料って普通に当たり前に今はあるが、昔からあったわけでもないようで、その歴史をたどるのも楽しいかもね。
結局行けた神社は、下賀茂神社、木嶋坐天照魂神社、向日神社、離宮八幡宮、石清水八幡宮の5社。あと自玉手祭来酒解神社、許波多神社、大酒神社、與杼神社にも行きたかったが、とってもとっても行きたかったが、泣く泣くあきらめた。
5時20分くらいに京都を出て、9時頃に帰り着く予定だったが、どう推測しても夕方までに帰り着かねば、新幹線の中に缶詰めか、駅で立ち往生かどちらか。。。。
結局、3時過ぎの新幹線に予定を変更した。福岡に近づくにつれ、長崎線が運休だとか、九州新幹線は熊本までとか恐ろしい情報が流れ始め、久留米に着いたのは7時過ぎ。
駅前は強風で物が飛び始め、家についてほっとしたのもつかの間暴風が吹き始めた。
ぎりぎりセーフの京都行き。次はゆっくりと時間をとっていきたいものだ。京都名物なんにも食べられなかったし。。。。残念!