にゃんこ和尚

うちの東隣は、畑で道を挟んでお寺がある。除夜の鐘も気軽にうちに行ける開放的なお寺で、以前はお寺の境内に保育園、今はその保育園跡を障害のある子ども達の作業場に解放している。納骨堂の前の空き地とお墓は、にゃんたちの集会場所でもあるし、ぴょんの散歩コースでもある。



ここの住職さんは、たぶんもう60歳代くらいであるが、ごまちんを『牛くん』と呼んでたいそう可愛がってくれる。ごまちんだけじゃない、Qちゃんにもときどきカリカリをわけてくれるそうだ。なんとお堂の処まで2匹で現れて、カリカリをおねだりするそう・・・。(だからあんなに丸々してるのね、2匹とも)



聞くと、この住職さん、過食症で随分と苦しんだとのことで、だから野良ちゃんを見ると、お腹がすいても食べられない辛さがこみ上げてきて、いてもたってもいられない気持ちになり、散歩の時にカリカリをポケットに忍ばせ、たくさんのノラちゃんにあげるのだそう。(うちのは野良じゃないんだけど・・・すみませんですぅ)


『大きな声でいえないんだけどね・・・ついね。』
このへんは土手が近く、お墓もあるので、よく捨て猫がいる。
『あそこにはこういう猫がいて、こっちには最近違う猫が現れた・・・』
と近辺の猫事情に詳しく、うろうろしている犬、狸にも(子狸が3匹もいたそうな)散歩しながらカリカリを食べさせているんだとか。



耳とひげをつければにゃんこそっくりの顔になってきたような〜〜〜!!!。心優しい和尚さん・・・にゃんこ和尚と呼ばせていただきます。