出雲海鮮づくし旅その2

早起きは3文の得という。朝6時前起き、7時過ぎには神社巡りに向かうおバカはそうそういないが、清々しい景色に出会う楽しみがある。

 

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この小さな村社は、春分秋分の日に、日の出が本殿の真上から昇るように配置されている、と思う。

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地球の歳差運動によって今の北極星こぐま座ポラリス)が北を指す方位感覚は、長い月日によって変化することを最近知った。

https://www.nao.ac.jp/faq/a1007.html

 

エジプトピラミッド建立の時代の北極星は、りゅう座のツバーンだった。 

北部九州の神社のなかで方位盤を有する神社をコンパスで調べると、わずかにずれが生じていることに気づく。北の位置が経年でずれを生じるということは、日が昇る東もずれるということで(あたりまえか)、それはそのうち北と南が入れ替わるということなのかもしれないが、あまりに悠久すぎて想像がつかない。2万6千年で一周するっていわれてもねぇ・・・・・。

驚きなのは、古代の日本人がこのことを知っていたことで、このずれの角度でこの神社がいつ建てられたのか計算できるっていうから、星見の家系はよほど数学的に優れていたんだろう。

 

神社が高いところにあるのは、こういう理由も1つあるかもしれないが、夏の盛りのクソ暑いときにこの階段はない。。。できるだけショートカットを試みて、熱中症を防がねば。

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出雲半島宍道湖の周りの9社を巡り、半島をつっきって日本海にでる。

十六島浦。この地名の読みがすごい。うっぷるいと読む

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この浦々を隅々までゆっくり探検したいなあ。

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赤い石州瓦の向こうに海。浦の小さな漁村の風景。

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浦から次の浦までは断崖絶壁の真ん中にへばりついたくねくねした道路を移動せねばならない。ガードレールの向こうは真っ逆さまに海だ~~~~。

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出雲半島の最西端、日御碕灯台

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いやあ気持ちいい。

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岩がなんだろ、柱状節理?っていうのか、もにょもにょはえてるようで何とも言えない面白さ。足裏健康法~~~~といいながらこの石の上を歩いてみた。

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日御碕神社のアマテラスをまつる経島。ウミネコの繁殖地でもあるようだ。日沈みの神事があるらしい。

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宇龍浦。この景色を写真で見て、出雲半島行きを決めた。

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 和布刈神事の時には、向こうの鳥居まで大漁旗船を横にずらっと並べて橋を作り、神主をわたして神事をおこなうという。

 

なんか懐かしい風景。

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ここから出雲市内を抜けて、松江道に入るころには雲が広がり始め、雨がポツポツ。途中温泉をさがして汗を流し、我が家へ大急ぎで帰路につく。中国道は雨に降られたが、無事家に着いた。ああ出雲また行きたい!