鹿児島大隅半島の旅

旅はここから。
鹿児島県出水市の加紫久利神社の境内で見つけた、ミニミニお地蔵さん?


いろんな表情があって楽しい。


ゴールデンウィークはおまえの好きなところでいいぞ〜」と口では言いつつ、しっかりと自分の行きたいとこだけにしかうなづかない小狡いやつ。食い物と温泉でうまく釣りながら、私が行きたいところをスケジュールの中に組み込んでいく心理攻防戦。駆け引きは旅行前から、旅行中も間断なく続く。


心理作戦その1、食い物。阿久根ではウニ丼フェア。


この魚の名前はわからないが、新鮮で美味しかった。
更にたたみかけて心理作戦その2、じゅさぶろう温泉。


炭酸カルシウムを含むので、黒い石も真っ白に。温泉ソムリエ娘が勧める温泉は間違いがない。

菱刈の旧金山跡、その町の跡、タノカンサアも見たかったのだが、
「宮之城で玉ノ湯に絶対入りたい!」「日暮れ前にキャンプ地につかにゃ!」「夜ご飯の買い物の時間がなくなる」とぬかして、
私の見たいところは全部スルー。くっそ〜!
やっと1つだけいけた安良神社。


深い山の中に鎮座する、おそらくは古代の鉱山関係者が信奉したであろう神社と思われる。ここに残る伝説をこの目で見たかったのだ。裏もご神木もじっくり見て回ってると、
「車でまってるぞ〜!」暗にはよせんかい攻撃。おのれは〜〜〜(怒)!


思いの外買い物に時間がかかり(肉はあそこの店で、焼酎はこの焼酎がおいてるところと注文がうるさいうるさい)
日暮れ直前に垂水の猿が嶽キャンプ場についた



久しぶりのテント。


腹ぺこ親父は火起こしに余念がない。


海の幸(一夜干しのきびなごね、これが絶品なのよ)と鹿児島牛に鹿児島のじゃがいもをホイルにつつんで


さつま焼酎に舌鼓をうつ。
「いやあ極楽極楽〜」(そりゃあそうだろう)
夜中にも桜島の噴火の音が響く。
朝は飯ごうでご飯を炊き、朝風呂に向かう。

桜島間近の、


垂水、江ノ島温泉。湯小屋っていうんだ。


湯力のある鹿児島らしい力強い極上温泉。


緑陰の涼み台に


そそる路地。


鹿児島の風土なのだろうか、土間をはいったところに神さまが祀ってある。


浴場は、先客がいらしたので撮影できなかったが、古いタイル使いが風情があり、わざわざ来たくなる5本の指に入る温泉だ。


屋根には結構灰が降り積もってる。

これ以上大きな噴火が起こらなければ良いが・・・・。

さあこれから大隅半島横断の旅へ。心理戦争、負けてたまるか!つづく