豊穣の海

先週、諫早での仕事が思いの外早く終わったので、天気も良かったことだし、高速乗らずに下道へと道草。
長崎本線沿いに有明海に面した半島をぐるりと廻る。あちこちに竹崎がにの看板やカキ小屋の看板。生唾飲み込みながら海沿いを走る。


雪を被った雲仙岳



来年開けて、霧氷を見に行けたらいいなあ。



光を浴びてぬるむ有明海の干潟。




太陽の真下にポチポチ見える建造物は、諫早干拓事業の潮受堤防の排水門。アップしてみるとくっきり見える。



小学校の社会科見学で、来たことがある。長いあいだ政治に翻弄され続けてきた干拓事業。いったい誰のためのものなのか、よくわからなくなってしまった。
むつごろうを探してみたが、冬は現れないらしい。干潟は生物の宝庫だ。



船の向こうの棒は・・・




海苔の養殖のための棒で、整然と並ぶ。




有明海苔が大好きで、子供の頃大きなガラスの瓶詰めの海苔を食べ出したら止まらなくなり、お腹をこわして2日寝込んだことがある。
それでも海苔は大好物で、寿司を食べに行っても、巻物、軍艦ものが絶対はずせない。

道の駅では、竹崎ガニが売られていたが、我慢、我慢。




この豊穣の海がいつまでも豊かでありますように。